『草と暮らす: こころと体を調える雑草レシピ』
「雑草は美しいと思えば花になり、おいしいと思えば野菜になる」。野に生える草のひとつひとつを眺めると、可愛らしい花や、昔から薬草や食卓に彩りを添えてきたものも、容易に見つかったりします。
著者のかわしまさんは、以前より雑草と呼ばれる草花の魅力を冊子などで伝え、いまは沖縄で草と共に暮らしています。
草を摘むときの心得から、草を食事やお茶にして味わう、入浴剤やお灸にして身体を癒す、ブーケやリースとして飾るなど、草と暮らす楽しみを実践的に教えてくれます。
撮影は写真家の藤代冥砂。沖縄での暮らしや愛らしくたくましい雑草の姿を眺めていると、生活を共にする仲間が増えるわくわくする気持ちが湧いてきますよ。
著者:かわしま ようこ
写真:藤代 冥砂
出版社:誠文堂新光社
2018.2.06 Yoshitaka Haba : BACH
幅 允孝(はばよしたか)
BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。国立新美術館ミュージアムショップのスーベニアフロムトーキョーやLOVELESS、CIBONEなどにおける本のディレクションのほか、編集、執筆など、本周りのあらゆる分野で活動中。今年に入ってから、SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS、大阪の阪急百貨店メンズ館のThe Lobby、銀座のHANDS BOOKSがオープンしました。
URL: www.bach-inc.com