正しく考える

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怒りはね、何も良い結果を生まない。怒りは怒りを呼ぶだけだ。誰かを抑圧しようとすると、ただ反発するだけだ。

正義は悪があるから正義と言える。悪をなくそうとしても無くならない。正義が悪をやっつけることができるのは映画やアニメの中の話し。働き者は怠け者がいるから働き者だと言われる。怠け者はいなくならない。働きアリにだって怠ける働きアリが1割いるらしい。よく働く9割の働きアリだけを集めても、またその1割のアリが怠けるらしい。もっとも悪いことだと言われる人殺しだって、ものすごく大勢殺した場合は、それが正義となる時もある。戦争はよくないことだと言われ続けるけれど、決してなくならない。

世の中はメビウスの帯のようにつながっている。表をたどると裏になる。裏をたどったつもりが表になる。結局、世の中はなんだって良いのです。だから、正しく考え、正しく生きよう。正解はどこにもありはしない。悪の成敗にこだわらず、人に認められることにこだわらず、正しく生きよう。

2016.1.20  Hitoshi Shirata

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