『植物一日一題 (ちくま学芸文庫)』
独学で世界的な植物分類学者となった、植物を愛する男、牧野富太郎。
本書は研究のような堅さのない、伸びやかに綴られた随筆。
古今の本草書資料から、植物の名の由来や生態、日本人と植物のつきあいかたの歴史などを紐解きます。
「馬鈴薯とジャガイモ」「楓とモミジ」など、身近な植物の分類話しから、「昔の草餅、今の草餅」「茶の銘玉露の由来」「海藻ミルの食べ方」といった一風変わった蘊蓄話しまで 100日100題で語ります。
著者:牧野富太郎
出版社:ちくま学芸文庫
2014.1.06 Yoshitaka Haba : BACH
幅 允孝(はばよしたか)
BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。国立新美術館ミュージアムショップのスーベニアフロムトーキョーやLOVELESS、CIBONEなどにおける本のディレクションのほか、編集、執筆など、本周りのあらゆる分野で活動中。今年に入ってから、SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS、大阪の阪急百貨店メンズ館のThe Lobby、銀座のHANDS BOOKSがオープンしました。
URL: www.bach-inc.com